【ドバイWC】エピファネイア追い切り、上がり1ハロン11秒0

2015年03月25日(水) 19:50

「ラストは強めでしっかり」角居師も納得の内容で追い切りを終えたエピファネイア(撮影:花岡貴子)

 ドバイ25日、ドバイワールドカップに向けて、出走予定のエピファネイアホッコータルマエが追い切りを行った。

 エピファネイアは岸本助手が騎乗し、ダートコースでの追い切り。6ハロンからラップを刻み、ラスト1ハロンは強めで11秒0。その動きに角居師は「しっかり動かした」と納得の表情だった。

 ホッコータルマエは西浦助手が騎乗し、同じくダートコースでの追い切り。終始馬なりで、ラスト1ハロンは12秒8と軽めの内容だった。追い切り後は幸騎手に乗り替わり、ゲート裏を周回。追い切り後の感触を確かめていた。

エピファネイア 角居師
「6ハロンあたりからちゃんと動かしました。ラストは強めでしっかりやりました。こちらに来てから日に日に落ち着いています。ドバイのダートコースについてはやってみないとわかりません。明日はパドックなどのスクーリングを行います。スミヨン騎手はレースまでに乗ってもらうかもしれません」

ホッコータルマエ 西浦師
「調整程度の調教でした。うまく自分で思い描いていた状態に持っていけています。昨年、タペタで追い切ったとき、軽く11秒台が出ました。でも、それがレースに通用するわけではない。レース当日、もっともっと違う面が出るんじゃないかと思います。レースのように2000mを終始、緊張感を持続した上でラスト11秒台が出ているなら話は違いますが、(レースとはラストまでの行程が違う)追い切り時計が実際に参考になるとは限らないでしょう。むしろ、追い切りでの消耗も考えて調整しています。いま、馬はリラックスしています。柔らかさ、しなやかさが感じられますね」

(取材・文:花岡貴子)

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