JRA所属馬で初めて韓国競馬に遠征したエスメラルディーナ(美浦・斎藤誠)が7日、トゥクソムC・韓国GIII(ダート1400m、1着賞金約2420万円)に出走。韓国で活躍する日本人ジョッキー・藤井勘一郎騎手を背に1番人気に応えて快勝した。道中は好位を追走。直線で力強く抜け出し、2着に3馬身差をつける完勝だった。

　斎藤誠師は「陸路とフェリーで輸送に30時間近く要し、体が細化した時もあったが、スタッフがキッチリ立て直してくれた。勝ってホッとしています」と話した。10日の航空便で帰国。兵庫県の三木ホースランドパークで帰国検疫を受け、滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧予定。次走については馬の様子をみて決める。