オーシャンS、チューリップ賞 展望

オーシャンSは人気2頭の実績馬対他の勢力という雰囲気。

正直な話タワーオブロンドン、ダノンスマッシュともに状態面がいいとは言い難く、本番に見据えたレースにしている。その場合私は大抵他の馬から行くが、その他の馬でも頭から買いたい馬が見つからない。そうであれば本命はダノンスマッシュ。同じ条件はスプリンターズSで先着しているタワーオブロンドンの方が合うのかもしれないが、今回は2キロ差あってダノンスマッシュは海外帰りで気分よく走れる部分があるのでは。

対抗は話の通りタワーオブロンドン。ここは地力で勝負できてしまうものがある。どちらかというと内枠?っていう感覚だったので対抗だが、ここも安定か。穴馬は外から一気ができる10歳馬ティーハーフや状態面が強調できるダイメイプリンセスらへんか。


狙い目がくっきりしているのはチューリップ賞。阪神JF1〜4着馬が出走している好メンバーだが見た感じ参考レースとして鵜呑みにするのはよくない。能力とレースぶりが一致しない馬が多く、圧勝したレシステンシアもいきなり評価するのは危険。

本命は別路線組だがショウリュウハル。前走はどこまで走れるか見極めるレースという感じだったが想像以上の走り。初戦を逃げ切った馬とは思えないくらい濃い経験を積んできている。外回りの方が走りやすくその秘めたる能力はまだ計り知れない。

続くのが逃げるとしぶといスマイルカナ。前走はこれまでにないくらい成長した姿を見せたし、引き続き状態はかなりよさそう。本番に向けていいレースをしたい今回気合いが入っているのは間違いない。

阪神JF組で狙うならやはりウーマンズハート。新潟2歳Sを勝った時の内容を見れば明らかだが、それでも昨年は完成度がまだまだ。今の上がり目を考えるともしかしたら突き抜けるシーンまでありえる。