【スプリングステークス血統注目馬】

先日の弥生賞と並ぶ皐月賞トライアルレースで、今年も3枚の切符を賭けた若駒達が激突します。
過去にはオルフェーヴルやキタサンブラックもここから羽ばたいており、要注目の一戦ですね!


・ロベルトとノーザンテースト
中山の舞台ですっかりお馴染みの2つの血です。
本レースにおいても過去5年でそれぞれ仲良く6回ずつ入着しており外せない血統です。


サクセッション 騎手:三浦
母アディクティドはドイツ重賞勝ち馬で、ロベルトとサドラーズウェルズを持つ重厚血統。
そこに父キングカメハメハを持って来て、パワーに機動力を足した走りを生み出しました。
前走を見る限り中山は鬼。
血統的にはサンデーを持たないという点でも魅力的です。


ヴェルトライゼンデ 騎手:池添
母マンデラはドイツ重賞戦線で活躍(オークス3着)しました。
繁殖としてワールドプレミア、ワールドエースを輩出しており本馬もホープフルステークス2着。
繫殖力の高さはかなりのものです。
本馬は重厚なドイツ血統の母に父サンデー系中山得意なドリームジャーニー(ノーザンテーストクロス持ち)を配合。
意識した通りに出たスタミナとパワーを武器に、皐月賞の切符獲りに挑みます。


取り上げた2頭とも母方が重厚なドイツ血統。
3〜4コーナーから捲っていく走法も同じです。
このように似通った2頭激突。
勝負の明暗を分けるのは父キングカメハメハかサンデーサイレンス系か?!
こういう視点で見ても面白いと思います。