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武豊騎手の正念場
幕間競馬
2013年11月18日(月) 23:18
9
武豊騎手が、またG1競走を勝った。
あの4コーナーでの判断と手綱捌きは彼にしか出来ないものだろう。
今年のダービーでは、ゴールの瞬間に競馬場で拍手がわき起こった。
どん底から這い上がってきた彼の勝利は、その意味を知るファンには、馬券の当たりハズレを超えた存在だった。
彼の勝利を願っていたファンがあんなにも多かったことに私の涙腺も少し緩んだ。
買うにしても消すにしても、武豊がいると競馬が楽しい。
そう思っているファンは私だけではないだろう。
その武騎手の今年のJRA勝利数が先週までに90になった。
そのうち1番人気で勝ったものは半分にも満たない37鞍。
今年は重賞もたくさん勝って、その中味も濃く、「復活」をファンや関係者に印象づけている。
しかし、まだ気になることがある。
彼にとって、年間100勝ラインへの到達の可否がとても重要なことに思う。
残りの開催が11日間で、あと10勝。
決して「難なく」という数字ではない。
仮にクリアならずだった場合には、我々はユタカの時代が終焉に近いことを覚悟しなければならないだろう。
それは、ただ単に惜しくも足りなかったという以上の意味がある。
未達の場合には、彼の大台到達を応援してくれる厩舎が少なくなってしまったことを意味するからだ。
次世代の騎手たちも成長している。
海外や公営からも腕利きの騎手がやってくる。
「わざわざ武豊に頼まなくっても」
そう考える厩舎や馬主が多くなってくれば、騎乗依頼も勝ち鞍も自然と減ってくるものだ。
果たして、どれだけの厩舎が残りの1ヶ月で、彼の100勝達成のために援護射撃をしてくれるのか。
また、そんな関係者たちの期待に、彼がどれだけ応えられるのか。
これからの1ヶ月、残り10勝への道が、武豊騎手の「完全復活」への正念場のように思う。
どれだけ重賞を勝っても、G1を勝っても、このラインに到達できなければ完全復活などというものはあり得ない。
是非とも武豊騎手には、このラインを突破してもらいたい。
そして、来年の競馬も「武豊がいると競馬が楽しい」と、その存在感を私たちに実感させて欲しい。
これは、私の切実な願いでもある。
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