凱旋門賞 データ注目 客観的予想

今週末はいよいよ凱旋門賞。もう日本でも恒例となるお祭りのような日となってます。

いよいよ日本馬の勝利なるか。毎年同じことを言うようですが、やはり今年も悲願成就なるかと思わずにはいられません。

しかし熱くなるのは日本だけではなく欧州も同じ。そんな欧州ライバル馬たちのことも含め考えてみたらどうなるでしょう。データ記録などにも注目し客観的に予想してみました。

◎エクト(Ectot)
故障で春を棒に振るも前走ニエル賞を快勝。
このレースだけを見ると抜け出しが早く最後は迫られています。しかし休み明けで初の2400となるレースだった中で抜群の手応え。それまでマイルまでしか経験のなかった馬とは思えないような走り。

[データで見るマイナス点]
1.春をまともに戦ってない。
凱旋門賞で春のクラシックを走っていない勝ち馬といえば98年のサガミックスがいますがエクトとは状況が違います。
2歳G1馬が3歳春故障→秋に復帰で凱旋門賞制覇?
こんなことが起こりえるのか。不利を承知であえてこの馬を本命にしました。

◯タグルーダ(Taghrooda)
3歳牝馬ながらキングジョージ制覇。これだけでもう最有力と言っていいぐらいです。

[データで見るマイナス点]
1.英牝馬は勝てない。
イギリス馬の凱旋門賞制覇は12度、しかしいずれも牡馬によるもの。牝馬が勝つことも珍しくない凱旋門賞ですが英牝馬は未だ1勝もしていません。

2.ヨークシャーオークス(以下YO)
YOから凱旋門賞馬が出たことはありません。

そもそもYOからarkへなんてローテ自体があまりないので参考にすべきかも難しいのですがヴェルメイユ賞と比べると圧倒的に繋がらないレース。

タグルーダのキングジョージ制覇は素晴らしいがこの時のメンバーは例年と比べると低め。
逆に負けたYOは評価を下げず、いい教訓になりより勝ち方に磨きがかかるような気がしますので対抗としました。


(続く)