凱旋門賞 データ注目 客観的予想(2)

▲アヴニールセルタン(Avenir Certa)
圧倒的な強さで無敗街道をいきその華麗な走りはまるで昨年のトレヴやザルカヴァとダブります。

[データで見るマイナス点]
1.2400未経験馬
凱旋門賞を2400m未経験で勝ったのは90年のソーマレイズだけ。
トレヴ、ザルカヴァはヴェルメイユ賞を経験してますがこの馬はそこにも出ず凱旋門賞へ。
かなり心配なデータです。

2.ノネット賞
ノネット賞から凱旋門賞制覇に結びついたのは80年のデトロワだけ、ただデトロワはノネット賞後にヴェルメイユ賞を使ってます。
ノネット賞から凱旋門賞直行さえないぐらいですから、もしも勝つようならそれは怪物の成せる業。

1番怖い馬で本命も考えたが最終的にはデータ重視で3番手評価としました。


△ハープスター
3歳牝馬での挑戦。日本馬の中で1番有利な斤量で出走できるのは大きい。連を外さない安定した走りができるのもいい。
不安点は 国外経験 芝適性 距離 騎手調教師ら人の欧州経験 脚質 

[データで見るマイナス点]はこの馬にはなし。データ何もかもが初物づくし。
いつも折り合えるのは頼もしく脚の使い方さえ上手くいけばその強さが炸裂する可能性多いにありでしょう。
2.前走マイル
これもタンティエーム(前走クイーンエリザベスS)以来いません。近年凱旋門賞の前がマイル戦といえばエリシオがいるぐらいでその時は完敗してます。

タンティエームは??を同時に克服し勝利(さらに翌年連覇)するたいへんな偉業を成し遂げました。
もしもジャスタウェイが勝つとただの凱旋門賞制覇ではなく近代競馬史上ありえないような伝説になるのです