凱旋門賞 データ注目 客観的予想(3)

△ゴールドシップ
日本関係なく中立的に見ても狙いたい馬。海外に適応し力を発揮できるかが大事。

[データで見るマイナス点]
?5歳
ジャスタウェイもそうですが古馬の中でも勝率は低い5歳馬です。前に勝ったのが02年マリエンバードでその前が88年トニービン。

ただゴールドシップにデータは関係ない。
気まぐれ屋で当たり日の強さは世界の頂点を狙える馬。
昨年のようなスローの流れになれば行き脚のつきにくいこの馬でも割とすんなり前目につけれる。チャンスです。




△キングストンヒル(Kingston Hill)
オーストラリアがいるためナンバー2というイメージが定着したが、昨年の2歳王者にして今年のセントレジャー勝ちは立派。距離は向いてる。

[データで見るマイナス点]
?セントレジャー
セントレジャー馬は凱旋門賞を勝てない。ニジンスキー、ユーザーフレンドリーの2着が最高で権威の失墜した近年はなおのこと。

?最優秀2歳馬
前年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬ですがその牡牝馬ともに凱旋門賞と無縁。
ダービー馬やフランケルみたいなスーパ−ホースは出るが凱旋門賞馬は出ていない。




△アイヴァンホーウィー(Ivanhowe)
前走バーデン大賞はフロックではない。そしてこのバーデン大賞から来る馬、ドイツ馬というのが何とも不気味。遅れてきた大物?

[データで見るマイナス点]
?国外経験
ドイツでは経験豊富だがロンシャンでどうか。デインドリームもロンシャンの経験があったがドイツだけでは不安。




無印トレヴ(Treve)
前年は圧巻の走りを披露したが今年は大スランプ。本来の強さなら今年も最有力

[データで見るマイナス点]
?連覇
凱旋門賞連覇は35年以上ない鬼門。それには早期引退や斤量などもありますが1年後に力を維持することも難しい。

?今年未勝利
過去50年の凱旋門賞で年内未勝利馬の勝ちはありません。
今年の全敗はこのデータから見てもいいとはいえません。

無印としますがトレヴがいかに強さを取り戻してくるかで今年のレースは大きく変わる。データを覆す望みは十分あります。




以上、客観的予想でエクト本命としましたが
それ関係なくデータなど見てもどの馬が勝っても記録的凱旋門賞となります。
その記録にも記憶にも残りそうな凱旋門賞。制すのは日本馬であること願い今回のコラムを終えたいと思います。
ありがとうございました。