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１着スマートレイアー　スローの上がり勝負だが、今回は騎手の好プレーとしか言いようがない。自在性が身についてきたのは今後も楽しめそう。できれば東京の良馬場よりも時計のかかる馬場でレースができれば、もっと活躍の幅を広げられる。
２着エキストラエンド　いい枠を引いて、いい位置でレースを進めたが、最後に伸びきれなかったのは、脚をためてそれほど内枠を活かしきれなかったことだろう。ただいまだに充実していて、馬場適性は万能。引き続き内枠なら重賞も獲れる。
３着マイネルアウラート　スローペースでもしっかり折り合いがついていた。しかも成長を感じたのでこれだけの内容ができた。ただ１４００のように持続力が活きる競馬の方が強いので、条件が替われば重賞勝利も遠くないところまできている。
４着ダノンプラチナ　仕上がっていなかった上に、出遅れたことをふまえると４着は優秀。しかもしぶとく長く脚を使うのが持ち味な馬なので、スローの上がり勝負で上位に入ったのは力の証。安田記念を目標にしているようだが、本当に勝てるのではないだろうか。
５着テイエムタイホー　外枠で内を見ながら競馬をしたのは良かったが、あまりにスローで少し我慢させていた。しぶとさを活かすにはある程度流れた方がいいのかもしれない。スピード落ちは感じないので、馬場は問わない。
６着ダイワリベラル　今回も見せ場十分だったし、マイルが合うのだろう。この走りを見ると東京も問題ないなさそうだが、時計のかかる馬場の方が良さそう。まだ成長途上なので、一戦ごとの上積みにも注目。
９着トーセンスターダム　また出遅れてしまった。それに加えてもう少しタフな馬場になるのがこの馬には理想的。距離はもう少しあった方がいいし、現段階でのゲートは課題。条件好転しても本命にできるかどうか。
１０着グランシルク　以前より体がしっかりしてきて、成長を感じる。ただ３戦連続スローじゃ力を発揮できない。捌くのもスムーズではなかったし、時計のかかる馬場の方がより力を出せる。能力はあるだけにもったいない。


次走の注目馬はダノンプラチナ。今回は状態、流れと向かないものだらけだった。それでいて出遅れて差のない４着。これは褒めるほかないだろう。このメンバーではダントツの実力だと思うし、２つ目のＧ１制覇も遠くない。