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西田式スピード指数からみた函館記念
スピード指数研究員
2016年07月17日(日) 14:04
3
今週の重賞は夏の函館名物、函館記念。ハンデ戦なので前走のスピード指数を斤量で調整すると前走巴賞組が優秀なのがわかります。1〜4、6着の5頭が1差に収まっており、ハンデキャッパーの技を感じます。上位はケイティープライド、レッドレイヴン、フェイマスエンド、ツクバアズマオー、マテンロウボス。過去指数の上位はトーセンレーヴ、ホッコーブレーヴ、マイネルフロスト、ダービーフィズ、バイガエシなどが僅差で続いています。
まず名前を挙げるのはツクバアズマオー。函館芝では5着以下がなく、7月8月は成績がよいのでもう少し人気になるかと思いましたが、この人気なら十分狙っていいでしょう。前走最後の直線では少し狭いところに入ってしまいましたが着差は僅か。コース、時期の相性も良いので注目しています。もう一頭はケイティープライド。ツクバアズマオーの狭いところに挟まれる形になり手綱を引く場面があった割には終いまで渋太く伸びていました。インで脚を溜めるこの馬にはこの枠はまずまず。先行する馬を見ながらインで我慢しての抜け出しに期待します。
「西田式スピード指数・人気馬選定委員会」が選んだ危ない人気馬はマイネルミラノ。距離は2000mよりも1800mのほうがいい馬ですし、前走は珍しくハイペースで飛ばさずに3着に粘っていました。が、今回は単騎で楽に行けなさそうですし、前走のスローペースが函館記念にとってはマイナスになるのでは、と考えます。
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