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皐月賞馬とダービー2着馬が揃って負ける時
関東帝王
2016年10月23日(日) 11:56
6
グレード制が導入された1984年以降32回の菊花賞で皐月賞馬とダービー2着馬が
揃って出走したにも関わらず、2頭が揃って負けたのはたったの3例しかない。
先のコラムでも書かせて頂いた2009年の菊花賞、ダービー2着のリーチザクラウンが
5着で皐月賞馬アンライバルドが15着。
他では春二冠のネオユニヴァースが3着、ダービー2着のゼンノロブロイが4着の
2003年と春二冠のメイショウサムソンが4着でダービー2着のアドマイヤメインが
3着の2006年となる。
では2頭が揃って負けたケースではどのような馬が1、2着したのか?
2006年の菊花賞優勝馬はソングオブウインドで春二冠こそ不出走だが
ラジオNIKKEI賞2着から神戸新聞杯3着。
2着はドリームパスポートでこちらは皐月賞2着、ダービー3着だった。
2003年の優勝馬はザッツザプレンティで皐月賞8着からダービーは3着。
2着はリンカーンでダービー8着、神戸新聞杯4着だった。
皐月賞馬とダービー2着馬と言う実力馬が無事に菊花賞へ駒を進めて来た
ケースでは、夏の上がり馬の台頭は難しく、2頭が沈むケースでも
連対する馬は春二冠1桁着順でトライアル上位入賞馬が該当する。
今年この条件に合うのはダービー9着、神戸新聞杯3着のレッドエルディスト。
他に近い所ではエアスピネル、プロディガルサン、マウントロブソン。
レインボーラインは札幌記念からのステップがどうか?
過去の例を振り返っても、今年はサトノダイヤモンドとディーマジェスティの
2頭が揃って沈む姿を個人的には想像できない。
この記事に注目しますか?
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