ミッキークイーンについて 鎌田有恒

ミッキークイーンが宝塚記念で3着。高速馬場が得意そうなディープ産駒でなおかつ高速馬場仕様ぽい池江調教師でクラシック向きの生産ぽいノーザンファーム。前走のヴィクトリアマイルも重馬場で完敗。今年の宝塚記念は重馬場確定。一度はそれだけのイメージで何も調べずに見送ろうとしたのですが、それではダメだという事で調べる事に。実はミッキークイーンには自分の中で最近引っかかる事があったのです。前々走の阪神牝馬Sは重馬場で勝利。ところがヴィクトリアマイルでは完敗。ヴィクトリアマイルに関してはレース運びに何の問題も感じなかったのですが伸びず。同じ馬場で直線の長いコースでなぜ?頭数も増えたしレベルも上がればこうなるのかなと、池江調教師は重馬場苦手そうだし。と結論づけていたのですが。

重馬場適性を調べると複勝率75%。高っ!!!買い目に入れた理由はこれだけではない。

阪神牝馬Sとヴィクトリアマイルの違う条件は、左回り、東京競馬場。ん?遠征か?調べると西開催の阪神、京都で9走してるが複勝率100%。阪神だけに限ると7走して3勝2着3回3着1回。適正高っ!!!

宝塚記念では前走のヴィクトリアマイルから600mもの距離延長も気になっていた。前走ヴィクトリアマイルから挑戦してきた馬は過去に10頭。そのうちのディープ産駒は3頭で、3着2回5着1回。3頭生産全部社台系。全部掲示板内。ミッキークイーンは社台系。

こういった理由で買い目に入れる事を決めた。

今回調べた事で面白い事に気付いた。ディープ産駒の牡馬と牝馬の違いである。これについて次回書きたいと思う。