毎日王冠の買う馬! 鎌田有恒

今日の東京の芝の馬場状態は午前中は重、午後から稍重。午前中に組まれいてた芝の番組は新馬戦と未勝利戦のみ、計りにくい血統の傾向で重馬場に強いステイゴールド産駒が人気馬と穴馬も馬券に絡む内容。しかし稍重に変わった午後の重賞と500万下の芝レースは稍重と思えない高速決着で外枠の差し馬が決まっている印象。稍重でレコードて出るんですね・・・。

さて、毎日王冠ですが距離は1800mで非根幹距離、オールカマーも2200mで非根幹距離。非根幹距離に強い傾向を重視するのを完全に忘れてしまい、非根幹距離に強いマンハッタンカフェ産駒のルージュバックを馬券に入れず後悔に苛まれていましたので、今回は同じを轍を踏みたくはありません。東京開催1週目の東京芝1800mの実績のある血統としてはハンプトン系、ファイントップ系、ノーザンテースト系、グレイソヴリン系。去年波乱を起こしたヒストリカルは母父ノーザンテースト。

アリツネダムスの予想

◎ 8 リアルスティール

アリツネダムスの見解
個人的な印象ですが、高速馬場=アメリカ血統、ディープインパクト産駒でも母系によって才能の方向は大きく異なると思っています。実際にG1を勝っているディープインパクト産駒はほとんどの母系がアメリカ血統。日本の芝G1はほとんどが根幹距離、非根幹距離なのは菊花賞と天皇賞春くらいなのでは。リアルスティールはドバイのG1ドバイターフ1800m勝ち馬。東京1800mのディープ産駒で相性のいい母父ストームキャット系、母系にはこれまた相性のいいミスプロ系。同コースで行われた共同通信杯ではドゥラメンテにも勝っていますし、非根幹距離の菊花賞でも2着。今年のドバイターフを勝ったヴィブロスもディープインパクト×ミスプロ系のディープインパクト×アメリカ血統。対抗のアストラエンブレムの父ダイワメジャーは毎日王冠勝ち馬、ダイワメジャー×ミスプロ系は東京芝コースの中でも1800mが一番優秀。去年波乱を起こしたヒストリカルのノーザンテーストの血もダイワメジャー自身の母父に有り。母のブッラクエンブレムも1800mのフラワーカップ勝ち馬。

本線相手
○ 4 アストラエンブレム
▲ 3 ダイワキャグニー
▲ 7 グレーターロンドン
△ 12 サトノアラジン
△ 1 ソウルスターリング