来年からディープインパクト記念 重賞副称

2019年09月27日(金) 06:46 13 9

 JRAが、今年7月30日にこの世を去った名馬ディープインパクトの功績を顕彰する目的で、来年から「ディープインパクト記念」の副称を既存の重賞に冠する方向で検討していることが26日、分かった。現役時代にクラシック3冠などG1・7勝を含む14戦12勝と圧倒的な強さを誇り、引退後は種牡馬として7年連続リーディングサイアーに輝くなど、海外でもG1馬を送り出し、競馬界の勢力図を大きく塗り替える活躍を果たした。

 JRAの重賞では史上初の3冠馬の名を冠したセントライト記念(第1回は1947年)、戦後初の3冠馬をたたえたシンザン記念(第1回は1967年)の2競走が馬名を冠した重賞として現在も施行されている。「ディープインパクト記念」は、10戦10勝でダービーを制して、その直後に破傷風で急死した名馬にちなんで1969年に「トキノミノル記念」の副称が付されている共同通信杯(69年当時は東京4歳S)と同じ形がとられるもよう。

 馬名を冠したJRAの重賞は「シュンエイ記念」「セイユウ記念」(いずれも現在は廃止)が1974年に既存の競走からレース名を改められたが、ディープインパクトの名が新たに冠せられれば、JRAでは平成、令和を通じては初めて。日本競馬を代表する名馬の名が刻み込まれることになる。

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