名牝の娘、ダイワクンナナはフェアリーSへ

2019年11月16日(土) 20:21 0 0

  競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお贈りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週はダイワスカーレットの娘ダイワクンナナ(牝、美浦・国枝)がデビューVを飾りました。全姉のダイワメモリーも最近活躍してきましたし、期待の繁殖牝馬にようやく勢いが出てきましたかね。次走はフェアリーS(1月13日・中山、芝1600m)とのこと。

 芝1800mの東京新馬戦を勝ったのはコスモスタック(牡、美浦・堀井)。2着のスレプトンとたたき合いになりましたが、鼻差で制しました。ロージズインメイ産駒ですし、中山に変わればさらにパフォーマンスを上げるかもしれませんね。

 芝2000mの東京未勝利戦を勝ったのはヴォリアーモ(牝、美浦・木村)。2着に3馬身半差をつけての圧勝でしたね。これで木村厩舎の2歳勢は10頭目の勝ち上がり。これは関東でトップの数字で、ここからどの馬が頭角を現してくるか楽しみにしたいです。 

 今週の東スポ杯2歳Sを予定していたダーリントンホール(牡、美浦・木村)は登録せずに回避。今後は葉牡丹賞(30日・中山、芝2000m)を目標に調整される。先週の福島2歳Sで4着だったゴッドスター(牡、美浦・池上)は黒松賞(12月7日・中山、芝1200m)か、クリスマスローズS(12月21日・中山、芝1200m)を予定。デイリー杯2歳Sで6着に敗れたサクセッション(牡、美浦・国枝)は1月中山のジュニアCあたりを目標にする。

  半兄に朝日杯FS3着馬ゴットフリートがいるサクライロ(牝、美浦・木村、父ロードカナロア、母マチカネエンジイロ)は24日の東京芝1800mに出走予定。(馬三郎美浦支局・木村)

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