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　11月20日の深夜に腹腔内の出血で緊急入院し、先週まで騎乗を見送っていた酒井学（39＝栗東・フリー）が25日、栗東トレセンに姿を見せて調教にも乗り、年内最後の競馬となる28日のレース（阪神）で実戦に復帰することになった。

　酒井の説明によると20日深夜に自宅で突然の腹部激痛に襲われて救急病院に搬送、CTスキャンなどの検査から腹腔内での出血が判明したという。1リットルもの出血が認められ医師からは緊急手術を覚悟しておくよう告げられたそうだが、結果として翌日に出血が止まったことで手術は回避。約1カ月に及んだ安静と投薬で治癒に至った。

　「なぜ、そうなったかはいまも不明。でも、今は休養前と変わらず、体も動くし調教にも普通に乗れた。今週から復帰します。（11Rの）ダンツゴウユウは復調感が濃いので楽しみ」と全快ぶりをアピールした。