ニュージーランド柳田騎手が元旦G1初騎乗

2019年12月31日(火) 20:29 0 0

ニュージーランドで活躍する日本人ジョッキー、柳田泰己(やなぎだ・たいき)騎手(26)が2020年1月1日にG1初騎乗することがわかった。

1月1日に行われるエラズリー競馬場の「ニューイヤーズデー(元旦)開催」はニュージーランド競馬の中で指折りの開催。ボクシングデー、カラカミリオンデー、ダービーデーと並び、現地の競馬関係者が目標にしていることで知られている。

同日のエラズリー競馬場は全10レースで6レースが重賞競走。唯一のG1競走になる9RのレールウェイS(G1、芝1200メートル)で柳田騎手はダマゾッロ(牝5、D・グリーン、父ヒューソン)に騎乗する。同馬と柳田騎手とコンビを組み始めてから2戦2勝と好相性だ。

柳田騎手は昨シーズンに39勝を挙げ、見習騎手(アプレンティス)として、着実に実績を積み重ねてきた。8月1日からスタートした今シーズンはこれまでに25勝を挙げ、リーディング13位につけている。G1初騎乗へ向け、「ありがたいことに乗せてもらえることになりました。しかも、かなり良い馬なのでチャンスだと思います。最初は(ニューイヤーズデーに)乗り鞍がまったくないかと思っていたくらいですから、感謝とともに結果を出さないと」と意気込んでいる。これから夏を迎える南半球ニュージーランド、熱いニュースが届くことを期待したい。


◆ニュージーランドと日本の競馬 古くは89年ジャパンCでオグリキャップと死闘を演じたホーリックス、近年では15年高松宮記念を制したエアロヴェロシティ、昨年宝塚記念2着ワーザーなど日本競馬とニュージーランド生産馬との関係は深い。

19年のニュージーランドは3月のニュージーランドダービーで日本人ライダー、斎友祐(さい・ゆうすけ)氏(36)が担当するクラウンプロセキューターが単勝105・4倍、18頭立て最低人気で勝利し、大きな話題となった。

19〜20年シーズンは若い日本人騎手の活躍が目立っている。浅野一哉騎手(24)が30日終了時点で57勝を挙げ、リーディング(プレミアシップス)1位。46勝で2位のサマンサ・コレット(昨年のワールドオールスタージョッキーズ出場)、40勝で3位のリサ・オールプレス(今年のワールドオールスタージョッキーズ出場)を引き離している。橋詰マサ騎手(24)も13勝を挙げている。

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