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高知競馬・田中守厩舎所属の14歳馬、サクラシャイニー号（父サクラプレジデント、母サクラフューチャー、新ひだか町・新和牧場生産）が、1月1日の高知競馬第8レース「初夢特別」（1400m）で勝利した。

昨年5月以来のレースとなったが、赤岡修次騎手を鞍上に、スタートからの2ハロンを23秒5というハイペースで先行し、そのまま後続の追撃を1/2馬身凌いで、通算22勝目（76戦）を挙げた。

地方競馬全国協会（NAR）TwitterおよびオーナーのTwitter（ https://twitter.com/lagioconda1121/status/1212306218603073536 ）によると、同馬はこれで引退する。オーナーの須田靖之氏はTwitterで「最後は重賞と名のつくレースで終わらせたいと今日の準重賞初夢特別を2年前から考えてました」と語り、狙いを定めたラストランで、見事に有終の美を飾った。

サクラシャイニーは2008年、ホッカイドウ競馬の札幌競馬場開催でデビュー勝ち、その後中央に移籍して4勝し、根岸Sにも出走した。その後高知に移籍し、大高坂賞3勝など当地の重賞を8勝した。また、全国各地へ遠征し、2014年の兵庫ゴールドトロフィー（Jpn3）3着や、2015年の園田FCスプリント（地方交流）1着など、高知競馬に留まらない活躍を見せた。

今後、高知競馬場で引退式が行われる予定だという。

なお、地方競馬の高齢馬としては、ホッカイドウ競馬に20歳のクラベストダンサーが現役として登録されている。