タタソールズGCにディアドラ、ジャパンら

2020年03月21日(土) 13:24 0 0

アイルランドの古馬G1の幕開けとなるタタソールズゴールドカップ(G1、芝2100メートル、5月24日=カラ)の登録馬が20日、発表された。日本からは英国(ニューマーケット)に滞在中のディアドラ(牝6、橋田)が登録を行っている。

例年少頭数で行われるG1だが、現時点で44頭の超豪華メンバーが登録。カラ競馬場の公式ニュースは記事の冒頭で、「日本調教馬のスーパースター、ディアドラも登録馬に含まれている」と紹介し、その存在を歓迎している。

ディアドラは今年初戦となったサウジアラビアのモハメドユスフナギモーターズCで2着。現時点での出否は未定となっている。

クールモアグループと日本のキーファーズ(松島正昭代表)が共同所有し、武豊騎手とのコンビ結成が期待されるブルーム(牡4、A・オブライエン、父ガリレオ)、ジャパン(牡4、A・オブライエン、父ガリレオ)も登録。

また、昨年のこのレースを7馬身差で制し、英愛チャンピオンSを制覇後に引退、繁殖入りが伝えられているマジカル(牝5、A・オブライエン、父ガリレオ)も登録。エイダン・オブライエン厩舎の古馬女王が今シーズンも現役を続行する可能性が出てきている。

他にはアンソニーヴァンダイク、アスペター、バーニーロイ、ガイヤース、キューガーデンズ、イラーカム、ヘッドマン、マッドムーン、ソヴリン、マジックワンド、サーチフォーソングなど、多くの実力馬が名前を連ねた。

コロナウイルスの感染拡大を受け、欧州各国の競馬主催者はさまざまな対応を取っているが、アイルランドは現在のところ、競馬場への入場、行動を厳しく制限(無観客開催)、海外からの遠征馬をのぞいた状態で競馬開催を行っている。

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