三浦番長&矢作師 コントレイルの未来語る

2021年01月18日(月) 07:17 0 2

「ハマの番長」ことDeNA三浦大輔監督と、JRA矢作芳人調教師の対談。コントレイルの未来について2人が語った。



三浦 ジャパンCはファンが見たい夢の対決が実現し、エンターテインメントとして盛り上がった。ファンがあってのプロ野球。僕はファンの人が見たいプロ野球でないとだめという思いもある。だから、余計にどきどき見ていました。

矢作 そう言ってもらえてうれしいです。僕も「3強」とかに心躍らされて競馬が好きになったので、ファンのために使ってあげたいなと。負けたことは悔しいですけど、出したことに悔いはないです。

三浦 ジャパンCは最初から頭にあったのですか。

矢作 ありましたけど、菊花賞を見たらちょっと無理だなと。これは今まで誰にも言っていない話なんですけど、菊花賞後に福永と相談したんです。そうしたら「先生、有馬記念はやめてほしい。有馬記念だと自信はない」と。

三浦 自信がない。

矢作 馬場の重さとコース形態なんですけど、彼いわく「中山の2500というのは東京の2400と100メートルしか距離が変わらないのに、急に長距離レースになる」と。菊花賞で苦戦したのは適性ではなかったからで、もうそういう長距離的なレースは使ってほしくないと。僕もあまり適性はないと思っていたので、100%なくなった。

三浦 アーモンドアイには負けましたが、コントレイルがどう進化していくのかが楽しみになりました。この後はどうなっていくんですか。

矢作 どこまでいっても彼のベストは1800〜2000メートルと思っています。本当はドバイターフを使いたい。レースは開催されるかもしれませんが、なかなか難しいところもある。今のところ、春は大阪杯で始動し、宝塚記念。秋は可能であれば3つに挑戦したいと思っているんです。

三浦 「3つ」ですか。

矢作 天皇賞、ジャパンC、有馬記念。で、引退。さっき言ったような理由で昨年は有馬記念を使わなかった。ただ、やっぱり日本人の競馬ファンは有馬に特別な感情を持っているじゃないですか。

三浦 1年を締めくくるって感じですよね。

矢作 それがあるレースなんで、なんとか今ある課題を克服して、さらに強くなって有馬でも自信を持って出せるぞという馬にしたい。有馬でハッピーエンドが迎えられるようにしたい。ローテもきついですけど挑戦したいという気持ちはすごくあります。

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