【天皇賞(春)】私の見解

2021年05月01日(土) 21:42 3 2

今年の天皇賞は、京都競馬場改修工事の影響で阪神競馬場で行われる。 こうなると大きなポイントは例年よりスタミナを要する展開になるということ。その理由は、外回りではなく内回りで行われるため直線が短いのと、最後に急坂があること。直線が長い京都外回りコースでは、昨年、一昨年のフィエールマンのように直線を向くまで脚を溜めて、直線で前を捕まえに行くような競馬ができた。阪神の内回りコースでは直線が短く、それでは間に合わないため3〜4コーナー辺りから差し勢が外を回って仕掛けていく展開になる。これは有馬記念や宝塚記念といったグランプリレースと同様のレース質である。 京都外回りコースで行われた過去10年の天皇賞(春)の中でもスタミナが必要な流れになることもたまにある。 過去10年で上がり3F最速の馬が35秒以上かかった年は2018年、2017年、2013年、2011年の4回。この4回は必ず有馬記念出走組が強い。2018年の勝ち馬レインボーラインや、2017年のシュヴァルグラン、2011年2着のエイシンフラッシュは有馬記念着外であったが、有馬記念でのタフな流れの経験がいきた形だ。 要するに、天皇賞(春)でスタミナが必要な展開になった場合は前年の有馬記念組が強い。 この傾向から今年はワールドプレミアを狙いたい。去年の有馬記念はいい枠が災いして、逆に内に閉じ込められてしまった。一昨年の有馬記念はスタミナが問われる中で短い直線だけでサートゥルナーリアとクビ差の3着まで追い込んだ再現がある。 相手本線も前年の有馬記念組。さすがに3200mは長いと思われるカレンブーケドールだが、3歳牝馬で重馬場のジャパンCを2着するほどスタミナがある馬で、常に力を出し切れる。あとは有馬記念9着のオセアグレイト。昨年のステイヤーズSを制しているようにスタミナが豊富。前走の日経賞はキレ負けしただけで、距離が伸びて持ち味を発揮する。

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