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　豪G1ドゥームベンカップ（22日）を最後に現役引退したニュージーランドの名牝メロディベルが、現地25日に豪州で開かれたマジックミリオンズ繁殖牝馬セールに上場。260万豪ドル（約2億2000万円）で落札された。

　同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、100万豪ドルから開始されたメロディベルのセリは瞬く間に200万豪ドルへと跳ね上がり、最終的にユーロン・インベストメンツによって落札された。

　生産から競走まで競馬事業を広く展開しているユーロンのS.フェアグレイCOOは「2歳でG1を勝ち、（G1を）14勝まで積み上げた彼女なら260万豪ドルくらいになると思っていた。これほどの牝馬はそうそうマーケットの出物にならない」と落札を喜んでいる。

　ユーロンでは先ごろ引退したロードカナロア産駒のタガロアや、すでに孫の世代が活躍しているリトゥンタイクーンなどの種牡馬を所有しており、メロディベルの初年度はリトゥンタイクーンと配合するという。