北米のSS直仔Silent Nameの産駒初勝利

2011年05月25日(水) 21:15 0 1

海外G2競走を制したサンデーサイレンス産駒のSilent Nameが産駒による初勝利を挙げた。5月22日にハリウッドパーク競馬場でSilent Sueが4 1/2ハロン(約900メートル)の未勝利戦を勝利したことによるもの。

Silent Nameは日本生まれで現在9歳。フランスと北米で現役生活を送り、23戦6勝。北米ではG2競走を2勝したが、G1競走では3着が最高だった。現在はニューヨーク州のMcMahon of Saratoga Thoroughbredsで繋養され、今年の種付け料は5000ドルとなっている。



【補足という名のつぶやき】
Silent Nameはアメリカの社台スタリオンステーションともいうべき大種馬場・アデナスプリングズで種牡馬入りしたんですよね。しかし、今年から新設されたアデナスプリングズニューヨーク(現在の繋養先)に移動してます。社台SSでたとえれば、いまはもうないですが、早来から荻伏に飛ばされたようなものかな?

ニューヨークは馬産地としては明らかに格下なので、去年までに種付けして生まれた産駒の活躍でケンタッキーに復帰するのが理想。それだけに、この時期から勝ち上がる産駒が出たのは今後に期待を抱けるいいニュースでしょう。アメリカで少しでもSSの血が広がるよう、活躍を期待しています。

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