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1日英国アスコット競馬場で行われた芝20ハロンの長距離重賞英G3サガロステークスで、エリザベス女王陛下が所有する4歳牝馬Estimate（R.ムーア騎手）が1番人気に応えて勝利を収め重賞2勝目となった。

レース映像：http://youtu.be/akY1GiBOS3g

Estimateは英国マイケル・スタウト厩舎の所属で、愛国のアガ・カーンスタッドの生産馬でジャパンCに参戦したSharetaやエリザベス女王杯へ参戦したShalanayaと同じ牧場の出身で、半兄に99年英G1ゴールドC勝ち馬Enzeliがいる良血馬。

2歳時は8.5ハロン戦のデビュー戦を7着に敗れてシーズンを終え、3歳となった昨年は初戦12ハロン戦の未勝利戦で初勝利を収めると初重賞挑戦としてロイヤルアスコット開催の英G3クイーンズヴァーズへ出走して5馬身差の圧勝で初重賞制覇。その後は8月の英G3ラングトリーフィリーズSと9月の英G2パークヒルSの牝馬限定の長距離重賞へ出走して共に3着に敗れて休養に入り、今年初戦として今回の出走となっていた。

今回勝ったサガロステークスは来月の英G1ゴールドCへのプレップレースとなり、昨年はアスコット競馬場の水没によりケンプトン競馬場での代替開催となりオールウェザー16ハロン戦に変更となったが勝ったColour Visionは次走英G1ゴールドCも制覇しており、今年勝ったEstimateへの期待も高まりアンティポストも21倍見当だったのがレース後には13倍見当になっており、レース後の陣営のコンメトでは次走は未定となっているがゴールドCへ参戦する可能性は大きく、加えてエリザベス女王所有馬となれば注目も相当集める存在となりそう。