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Black Caviarは来季の春シーズン（北半球では今年の秋）は東京と香港で出走する計画があることが明らかになった。

ピーター・ムーディ調教師が語ったところによると、Black Caviarのオーナーが春シーズンに希望するレースプランに、スプリンターズステークスと香港スプリントが含まれている。また、海外遠征が確定した場合、国内ではマキュアンステークスにのみ出走させるとのこと。

もしも国内にとどまる場合は、マキュアンステークス、マニカトステークス、スキラッチステークス、シュウェップスステークス、パティナックファームクラシック、ウィンターボトムステークスの6戦を予定している。そのほか、マイヤークラシックでマイルに挑戦し、来年のロイヤルアスコットではクイーンアンステークスに出走するという構想も選択肢に含まれているという。

ムーディー師「彼女は世界最高の競走馬だからね。世界を相手にすることは選択肢のひとつに入っているよ。オーナーは来年のロイヤルアスコットへの遠征と、それに先立って日本と香港で出走することを真剣に考えているようだ。（パティナックファームクラシックに60万ドルのボーナスを設定し、シンガポールの最強馬Rocket Manを招待してBlack Caviarと対決させようという計画について）オーナーは少々ムッとしていたよ。Black Caviarはグローバルスプリントチャレンジの対象レースを2勝しているのにボーナスをもらう資格がない、とね。我々はRocket Manをまったく恐れていないよ。マイル以下の距離でBlack Caviarに勝てる馬はこの地上に存在しないからね」



【補足という名のつぶやき】
陣営が不満に挙げているパティナックファームクラシックのボーナスは実質的にRocket Man以外にもらう資格がないんですよね。それならスプリンターズステークスに勝てば、Rocket Manがパティナックファームクラシックに勝った場合と同程度の賞金がもらえるし、こっちのほうがよくね？という判断のようです。

実際にBlack Caviarが日本で見られるとあれば、これは見逃せませんね。Rocket Manもきてくれれば世界的に大注目の一戦となります。ただ現状、日本のスプリント路線で彼女に釣り合うスペックの馬が見当たらないのが残念ですが。期待も込みでグランプリボスが筆頭格ですかね？