米国で供用中のハットトリック産駒初勝利

2011年06月11日(土) 02:16 0 4

 2005年のマイルチャンピオンシップ、香港マイルを勝ったハットトリックが産駒による初勝利を挙げた。フランスのラ・テスト・ド・ビュッシュ競馬場でフランス産馬Dabirsim(牡・母父ロイヤルアカデミー)が芝1200メートルのデビュー戦を10馬身差で勝利したことによるもの。タイムは1分13秒05。

 ハットトリックは現在ケンタッキー州レキシントンのウォルマックファームで繋養され、2011年度の種付け料は6000ドル。初年度産駒は68頭。



【補足という名のつぶやき】
 10馬身差というとスゲーって印象ですが、日本でいう地方競馬みたいな位置づけの競馬場で、レベル的には大したことはないと思っていいかと。ロシアで2頭勝ち上がっているという情報もあるようですが、グループ1に属する国での勝利はこれが初めてなのは確かです。

 勝ち馬のDabirsimはいわゆる持ち込み馬で、ドーヴィルオーガストイヤリングセールで38259ドルで取引されています。300万円くらいでしょうか。半兄に準重賞勝ち馬がいるので、箸にも棒にもかからない血統というわけではない印象。

 ともあれ、まずは種牡馬としてのデビューを飾ったハットトリック。現役時代はG1を2勝と、“ハットトリック”には1勝足りませんでしたが、産駒たちに残る1勝をプレゼントしてもらえれば、現役時以上に価値ある勲章になるでしょうね。

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