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21日、英ヨーク競馬場で行われたヨークシャーオークス（GI）は、道中後方につけ、直線半ばで抜け出し粘りこみを図った1番人気タグルーダ［Taghrooda］を、大外から追い込んできたR.ムーア騎手騎乗の2番人気タペストリー［Tapestry］がゴール寸前に差し切り勝利した。
タペストリーは父Galileo、母Rumplestiltskin（その父Danehill）という血統。デビューから2連勝で愛GIIデビュタントSを制するが、そこから勝ち切ることができず、今年は1000ギニーでは殿負け、愛オークスでは2着だった。これが嬉しい重賞＆GI勝利となり、通算成績は7戦3勝とした。


個人的感想
無敗馬の名牝タグルーダ敗れる！！4角〜直線の手応え的に楽勝ムードが漂っていたけど、それを差し切ったのはまたしても3歳馬。本当に今年の欧州3歳は凄まじい。
タペストリーは、レース1戦ごとにどんどん良化していって、今回その成長が実った形になったんじゃないかな。
今回、主戦のジョセフ・オブライエンは斤量的な面から騎乗できず、代打でライアン・ムーアが乗り替わりとなっていたが、これもさすがの騎乗というべきか。なんにせよ、これからが楽しみな馬だなぁ。