昨年の北米2歳王者、6戦無敗で古馬G1圧勝

2014年08月25日(月) 20:20 0 7

昨年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬のシェアードビリーフ/Shared Belief(せん3)は、8月24日に行われたパシフィッククラシック(米G1)で逃げたゲームオンデュードを容易く打ち破り、衝撃的な勝利で無敗の記録を伸ばした。

殿堂入りジョッキーのマイク・スミスは長くゲームオンデュードの主戦騎手を務めており、2着の同じく3歳馬のトーストオブニューヨークに約3馬身差の勝利を手にしたことで、G1競走8勝馬よりシェアードビリーフを選んだことが正しかったことを証明してみせた。

単勝2.2倍で11頭立ての一番人気だったシェアードビリーフは、2着のトーストオブニューヨークに直線で不利を与えたことで審議を受けたが、裁決委員は着順に影響を与えなかったという裁定を下した。

(以下略)


■マイク・スミス騎手
ただただ素晴らしいレースだった。彼は特別な馬だ。これまで何度もスーパースターの出現を待ち望む声を聞いたが、私はシェアードビリーフがその栄誉にふさわしいと思う。


■ジェリー・ホランド―ファー調教師
すごいパフォーマンスだ。彼の完全無欠ぶりには頭が下がる。


(Blood-Horse 8月24日)


【補足】
レース映像 黒の勝負服と帽子がシェアードビリーフ
https://www.youtube.com/watch?v=PpkPw6hykJ4

シェアードビリーフはBCジュヴェナイルに未出走ながら、いずれも圧勝でG1を含む3戦3勝が評価され、昨年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出されました。ただ、脚部不安で今年のクラシックには出走できませんでした。

復帰後は一般戦、G2、そして今回のG1と、やはり圧勝で3連勝と、6戦無敗で古馬との初対決を制しました。

6戦中5戦がオールウェザートラックでの勝利ではありますが、前走で初ダートのG2をほとんど追わずに楽勝しているので、さしたる問題ではないでしょう。

二冠馬カリフォルニアクロームなどの同年代の強豪とは未対決ですが、古馬相手のG1を圧勝したことで3歳戦線の最上位に踊り出たと言えるかもしれません。

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