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9/7、独のバーデンバーデン競馬場で行われるバーデン大賞（GI）に出走予定の今年の独ダービー勝ち馬シーザムーン［Sea the Moon］の騎手が長らく空白状態となっていたが、独ダービーで騎乗したC.スミヨン騎手が引き続き騎乗することが発表された。
今月6日にシーザムーンのオーナーブリーダーであるゲルスドルフ牧場が、主戦契約をしていたA.ヘルフェンバイン騎手の契約を解除。同時にシーザムーンの主戦騎手も白紙となっていたが、前走独ダービーで絶妙のコンビネーションを見せたC.スミヨン騎手に白羽の矢が立った形となる。

・個人的感想スミヨンは現在もアガ・カーン殿下の主戦騎手として契約しているが、バーデン大賞に出走する同氏の馬がいないこと、父のシーザスターズがアガ・カーンスタッドで繋養されていること（＝勝てば種牡馬の価値が上がる）から実現したコンビだと推測。
また、今年はアガ・カーン殿下の所有馬の中で有力馬はおらず、凱旋門でも引き続きスミヨンが騎乗するのではないかと。
バーデン大賞には仏GIIギョームドルナーノ賞を回避した独ダービー2着馬ラッキーライオンも巻き返しを狙って出走予定で、この辺りもレースでの注目点となりそう。