凱旋門賞有力候補だったシーザムーンが引退

2014年09月16日(火) 22:52 2 14

ドイチェスダービーの勝ち馬で凱旋門賞で一時1番人気だったシーザムーンが引退した。

シーザムーンはかつてのチャンピオン・シーザスターズの最良の牡馬で、7月のドイチェスダービーを11馬身差で圧勝してデビューから無敗の4連勝を達成して注目を集め、凱旋門賞の1番人気に支持された。

しかし今月のバーデン大賞で2着に敗れ、生涯唯一の敗北を喫した。その後故障が判明し、今年は休養して来年に復帰することが期待されていた。


■ニコ・ラフレンツ(オーナーの夫)
シーザムーンはケガを負いました。我々は議論の結果彼を引退させ、種牡馬生活にふさわしいスタッドを探すことにしました。

シーザムーンは現在イギリス・ニューマーケットの馬専門病院に入院し、私の妻が付き添っています。我々は詳細な診断結果を得ていませんが、再びレースに復帰できないことは明らかです。


(RACING POST.com 9月16日)


【補足】
ドイチェスダービーの衝撃的な勝利で一時凱旋門賞の有力候補と目されたシーザムーン。バーデン大賞で敗れた後故障が判明し、その時点では来年に備えるとのことでしたが、症状は当初の予想以上に深刻だったようです。これからはシーザスターズの後継種牡馬として産駒に凱旋門賞の夢を託すことになるのでしょうか。

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