川島正行師の追悼セレモニー行われる

2014年09月27日(土) 07:29 0 5

 7日に死去した川島正行師の追悼行事が開催最終日の26日に船橋競馬場で行われた。ウィナーズサークル付近に設置された献花台と記帳台には今開催中多くのファンが訪れ、師との別れを惜しんだ。また、その壇上には愛用したジャケットが飾られ、生前ダンディズムで定評のあった師らしさが偲ばれた。大きな花束を持って浦和からかけつけたファンは「これ以上の方はもう現れないでしょう」と深々と遺影にを前に頭を下げていた。

 9R終了後にはウィナーズサークルで追悼セレモニーが行われ、過去のレースのビデオが流れた後に、千葉県調教師会副会長の矢野義幸師が別れのあいさつを述べた後、黙祷が行われた。そして、最後に師の子息である長男・川島正一師に感謝状、花束が贈られた。

 師の名前を冠とした最終10R「船橋最強調教師川島正行追悼記念」には、騎乗する騎手全員が袖に黒いリボンの喪章を着けてレースに臨んだ。亡き師が管理していたランニングシューズは惜しくも3着。レース後騎乗した子息の川島正太郎は「セレモニーで泣いている方を見て、ファンを大切にする親父の偉大さを改めて感じました」と話した。

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