ガリレオの後継種牡馬ケープブランコ日本へ

2014年10月23日(木) 18:50 0 3

 日本軽種馬協会は、米国のアッシュフォードスタッド供用の種牡馬ケープブランコ号(2007年生 7歳 愛国産 父ガリレオ 母ローレルディライト 母の父プレシジウム)を2015年度より静内種馬場で供用することとなりました。

 父ガリレオは英ダービー(英GI・芝12F)、愛ダービー(愛GI・芝12F)、キングジョージVI&クイーンエリザベスS.(英GI・芝12F)など8戦6勝、2001年欧州3歳牡馬チャンピオンに選出されております。種牡馬としては2008 年、2010〜2012年英愛リーディングサイアーとなり、これまで9頭のチャンピオンホース、46頭のGI馬を含む108頭の重賞勝馬を輩出している大種牡馬です。主な代表産駒は14 戦14 勝、欧州年度代表馬に2年連続選出されたフランケル、欧州2・3 歳牡馬チャンピオンで種牡馬としてもドーンアプローチなど GI馬を輩出しているニューアプローチ、2013年英ダービー馬ルーラーオブザワールド、2014年英愛ダービー馬オーストラリア、南ア年度代表馬のイググなど枚挙にいとまがありません。

 母ローレルディライトは英国4勝、産駒にはケルソBCH(米GII)、ディクシーS(米GII)、ユナイテッドネイションズS(米GI)・2着、マンハッタンH(米GI)・3着など米8勝のミスターオブライアン、母の兄弟には種牡馬パリスハウスがおります。

 本馬の競走成績は2〜4歳時英仏愛UAE米にて15戦9勝2着1回、2歳時3戦3勝、3歳時には愛ダービー、愛チャンピオンSに優勝、4歳時にアーリントンミリオンS. (GI・芝10F)、マンノウォーS. (GI 芝 11F)、ジョーハーシュ・ターフクラシック招待S.(GI・芝12F)などGI・3勝をあげ、2011年米芝牡馬チャンピオンに選出されております。

 2012年より米国にて供用開始、初年度産駒は1歳となり今年の米キーンランドセプテンバーセールでは45万ドル、英タタソールズオクトーバーセールでは34万ギニーなど高額で落札されています。

 現在、本馬はシャトル先のニュージーランドにて繋養中、日本には1月下旬に輸入され、輸入検疫の後2月中旬に静内種馬場に到着予定です。

(以下略)


(日本軽種馬協会 10月23日)


【補足】
大種牡馬ガリレオの後継種牡馬が日本初上陸です。ケープブランコはアメリカで3年間供用され、その間の種付料は15000〜17500ドルでした。アメリカの芝との相性の良さから、日本向きという判断なのでしょうか。

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