シルバーチャームが米国に戻る

2014年10月30日(木) 02:12 1 7

1997年の米国2冠馬で、引退後2005年から日本で種牡馬として繋養されていたシルバーチャーム(Silver Charm)が、生まれ故郷である米国ケンタッキー州の引退馬繋養施設であるオールドフレンズファームにて余生を過ごすことが発表された。
シルバーチャームは父Silver Buck、母Bonnie's Poker(その父Poker)という血統。97年のケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ち米国二冠を達成した他、98年のドバイワールドカップも勝利した。通算成績は24戦12勝。引退後は米国のスリーチムニーズファームにて繋養されていたが、2005年に日本のJBBA静内スタリオンが購入、以降は日本で種牡馬として繋養されていた。

・あとがき
オールドフレンズファームは前述した通り、引退馬が余生をのんびり送ることを目的として、米国の各競馬関係の企業がスポンサーとしてつき運営している牧場で、現在では他にもクリエイター、ジェリ、オジジアンなどかつて日本で繋養されていた馬や、ガルチやプライズドといった競走馬や種牡馬として名を馳せた馬も余生を送っている。
かつては一旦日本に輸入された馬としてサンシャインフォーエヴァー、ジェイドハンター、ポリッシュネイビー、ブラックタイアフェアー、クリミナルタイプなどが繋養されていた。
また、先日引退したGI・8勝馬ゲームオンデュードや、11年BCスプリント勝ち馬アマゾンビーなどもここで余生を送る予定となっている。

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