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　昨日(2/20)に、1999年の南アフリカ3冠を制覇した最強馬ホースチェスナット[Horse Chestnut]が、繋養先のドラクステンスタッド[Drakenstein Stud]にて、心不全で亡くなっていたことが明らかになりました。

　[Horse Chestnutは、1995年産まれ。血統は、父:Fort Wood、母:London Wall(母父:Col Pickering)。南アフリカ産まれです。
(※血統表URL : http://www.pedigreequery.com/horse chestnut [Pedigree Queryより])

　G1勝ちは、南アフリカ3冠 [南アフリカクラシック(G1)[芝1800m]、ケープアーガスギニーズ(G1)[芝1600m]、南アフリカダービー(G1)[芝2450m]]の3冠に加え、J&Bメット(G1)[芝2000m]も制覇。全て1999年に優勝しました。

　また、2000年には、アメリカに渡り、ブロワ−ドH(G3)も楽勝しました。

　通算成績は10戦9勝。 1998/99 年 南アフリカ年度代表馬にも輝き、母国では伝説的存在となっています。

　現役引退後は、2000年には、米クレイボーンファーム[Claiborne Farm]、2009年には、母国のDrakenstein Studで繋養されていました。

　日本では、今月、相次ぐ名馬の訃報が有りました。地球の裏側でも、1頭の名馬がその生涯を閉じました。

　ご冥福をお祈りいたします。
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【追記1】
　ネタ元URLは、南アフリカのスポーツ紙、スポーティングポスト[sportingpost]からのニュースです。他国でも、このニュースが報道されています。

【追記2】
　南アフリカ3冠を制覇した同馬。2着以下に付けた着差は、

　南アフリカクラシック　 : 4馬身
　ケープアーガスギニーズ : 7馬身
　南アフリカダービー　　 : 9 1/2馬身

また、J&Bメットでも、8 1/2馬身の大差をつける圧巻の強さでした。さしずめ、その強さは、「南アフリカ版 ナリタブライアン」と呼べると思います。

【追記3】
You Tubeには、彼の蹄跡を残した動画がPART01〜05まであります。是非、閲覧して下さい。

蹄跡Part01 : https://www.youtube.com/watch?v=qxAGxK8RHEk
蹄跡Part02 : https://www.youtube.com/watch?v=GTe7Y5qZ9bg
蹄跡Part03 : https://www.youtube.com/watch?v=bbY0rAoHCi0
蹄跡Part04 : https://www.youtube.com/watch?v=uaB3o6Hjo-8
蹄跡Part05 : https://www.youtube.com/watch?v=Ksf5E1S0HWw

(※全て、繋養先の牧場Drakenstein Stud Farmの制作です。)