中国競馬会が米クラシック有力馬の権利購入

2015年02月28日(土) 13:10 0 2

中国競馬クラブ(CHC)は米2歳G1勝ち馬で、2月28日のスウェイルステークスで3歳初戦を迎える、デアデビルの所有権の一部を取得した。

デアデビルはモアザンレディー産駒。デビュー戦を6・1/4馬身差で圧勝した後、2戦目でG1のシャンペンステークスを2・1/2馬身差で勝利した。その後はブリーダーズカップ・ジュヴェナイルに出走して着外に終わっている。現在はフロリダ州のパームビーチダウンズで調教されている。

CHCは近年、昨年の英愛ダービー馬などG1を3勝のオーストラリアや、シンガポールカップ勝ち馬パランダの権利を取得した、新興の国際的な競馬クラブである。


■ブライアン・サリバン(共同馬主の1人)
レッツゴーレーシングとウインスターファームは、デアデビルの購入に関心を持ってくれた、CHCという新たなパートナーを獲得したことに感激しています。CHCは競馬への投資で世界でも最高レベルの成果を得ており、そのインパクトは小さくありません。


■エリオット・ウォルデン(ウインスターファーム競走馬部門CEO)
CHCはすでにディシデントというオーストラリアのスーパースターによって、モアザンレディー産駒の筆頭格の牡馬の驚異的な成功を享受しています。そのような偉大な血脈を受け継ぐ、エキサイティングな若きG1馬のデアデビルは、世界のトップクラスにふさわしい存在と言えるでしょう。


(Blood-Horss 2月25日)


【補足】
上記のニュースは以下のニュースと併せて読むとわかりやすいかもです。

高所得層向け競馬、中国市場開拓へ、裕福層に迎合−海外メディア
http://www.xinhuaxia.jp/social/62179

要するに、中国の富裕層のステークスとして、有力競走馬の所有と海外競馬観戦が行われている、ということのようです。中国国内の競馬解禁が不透明なので、海外志向になっているとも言えそうですね。

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