ブラックホークを母父に持つ豪国馬がG1勝利

2015年03月29日(日) 09:50 1 2

ラッキーハスラーのオーナーはトップジョッキーのグレン・ボスにウィリアムレイドステークスの勝利を感謝しなければならないだろう。

ボス騎手はダレン・ウィアー調教師が管理するせん馬の関係者が来週末に行われる総賞金250万ドルのTJスミスステークスを視野に入れていると語っていた。しかし、チャンピオンジョッキーは金曜夜に行われたG1に勝機があると信じていた。

そして彼は単勝12倍の伏兵を鮮やかに勝利へ導き、“宣託”を証明してみせた。

ウィアー調教師は昨年春ブリスベンからの移籍馬で大きな仕事を成し遂げた。ステークスで何度か入着するにとどまっていたラッキーハスラーをG3優勝、G1エミレーツステークス2着、そして今回のG1勝利を挙げるまでに育て上げた。


■グレン・ボス騎手
オーナーがTJスミスに参戦したがっていたので、私の意見を5分ほど電話で伝えた。(1着賞金の)24万ドルを獲得するヒーローは誰か、それはラッキーハスラーが最有力だろうと。その通りの走りと結果を出せてうれしい。彼はダイナミックなスプリンターなので、人気を覆せると思っていた。

■ダレン・ウィアー調教師
これ以上ない知らせを手に戻ってきてくれた。地元で待つスタッフに、今夜我々の仕事がうまくいったことを、最高の知らせで伝えてくれた。


(一部省略)


(ABC Online 3月27日)


【補足】
ラッキーハスラーの血統表
http://www.pedigreequery.com/lucky hussler

スプリンターズステークスなど重賞4勝を挙げたブラックホークは、2002年から2008年にかけてシャトル種牡馬としてオーストラリアに6回渡っています。そして2003年生まれの牝馬タラククイーンが繁殖入りして生んだのが今回G1を勝ったラッキーハスラーになります。

タラククイーンの半弟にはオーストラリア年度代表馬ウィークエンドハスラーがおり、つまりラッキーハスラーは叔父に年度代表馬がいるという良血です。

ラッキーハスラーはせん馬なので産駒を残せませんが、母タラククイーンを通じてブラックホークの血が広がることを期待したいです。

ちなみにダレン・ウィアー調教師の名を聞いたことあるなと思ったら、過去のこの記事で紹介していました。

豪国唯一のサンデー系種牡馬の産駒がG1勝利
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=4100&type=2

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