ムーア騎手がオブライエン厩舎の主戦騎手に

2015年04月10日(金) 19:50 1 8

イギリスチャンピオンジョッキーになったことのあるライアン・ムーア騎手は、木曜(4月9日)の夜にエイダン・オブライエン厩舎の今シーズンの主戦騎手になる契約を交わし、両者の関係が強化されることとなった。

二度のアイルランドチャンピオンジョッキーに輝いた21歳のジョセフ・オブライエン騎手は、一年以上にわたる体重管理の困難により、今シーズンのアイルランド平地競走の開幕に間に合わず、障害競走で初戦を迎えていた。

ジョセフ騎手は先週末にコーク競馬場で9ストーン5ポンド(約59.5kg)で平地競走での騎乗を再開したものの、日曜(4月5日)と火曜(4月7日)は再び障害競走に騎乗していた。

ムーア騎手は、英ダービーの有力候補であるジョンエフケネディで臨むバリサックスステークスなどで、日曜(4月12日)のレパーズタウン競馬場で騎乗する見込みだ。

ムーア騎手は近年、多くの場面でオブライエン厩舎の所属馬に騎乗。ルーラーオブザワールドで2013年の英ダービー、ホームカミングクイーンで2012年の1000ギニーなど、数々のG1で成功を厩舎にもたらしている。


■エイダン・オブライエン調教師
ライアンは今年の我々の主要な管理馬に騎乗し、ジョセフは彼の体重で騎乗可能なそれ以外の馬に乗ることになるだろう。これまでと同様、ヘファーナン騎手とオドノヒュー騎手にも依頼するつもりだ。


(RACING POST.com 4月9日)


【補足】
ムーア騎手がオブライエン厩舎の主戦になるのでは、という憶測は、オブライエン厩舎の主戦だったジョセフ騎手が減量苦で今年の平地競走に間に合わないというニュースとともに流れていました。実際、ジョセフ騎手が乗れなくなったレースはムーア騎手に乗り替わっています。

世界的厩舎の主戦騎手が体重超過でピンチか
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=4788&type=2

昨年G1を15勝した、現在世界ナンバーワンと言っても過言ではない実力を持つムーア騎手は、ヨーロッパ競馬の頂点に君臨するともいえる世界的厩舎の主戦になることで、今年ますますの活躍が期待されます。一昔前のデットーリ騎手とゴドルフィンのような豪華タッグが今年限りなのか今後も続くのかも気になります。

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