中山GJ佐々木師、過去に障害調教封印の理由

2015年04月20日(月) 08:00 2 11

 第17回中山グランドジャンプ(18日、中山11R、J・GI、障害4歳上オープン国際、定量、4250メートル=直線芝、1着本賞金6500万円 =出走15頭)レース史上最多の競走中止5頭という波乱の戦いを制したのは4番人気アップトゥデイトで、重賞初制覇がJ・GIとなった。

(中略)

 佐々木調教師にとっては16年ぶりに育てた障害馬。1998年にオーバーザガルチで落馬した北村卓士騎手が引退を余儀なくされたことにショックを受け、障害馬を育てることを封印してきた。それが「この馬にはピンときた」と障害入りさせてGIのタイトルを手にした。「最後は腰が抜けた。この後どうしたらいいのかわからん」とおどけてみせたが、その笑顔の裏には北村卓元騎手への思いがにじみ出ていた。

(以下略)


(サンスポ・コム 4月19日)


【補足】
netkeiba(正確にはデイリースポーツ提供)の記事でも「障害馬を育てるのは16年ぶり」とありましたが、その理由がサンスポの記事にありましたので紹介します。

記事では障害馬を手がけたのは16年ぶりとなっていますが、2000年2月27日の障害未勝利戦から2014年9月6日の障害未勝利戦(アップトゥデイトの障害デビュー戦)の間がブランクなので、実際は14年ぶり。北村卓士元騎手の引退が2000年なので、それがきっかけで障害馬育成から離れたのは確かなようです。

苦い記憶を乗り越えてビッグタイトルを手にした佐々木師の管理馬にはもちろんキズナもいますので、これからまた大きい仕事をやってくれることを期待したいです。

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