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27日、アイルランド・カラ競馬場で行われた12ハロンのGIアイリッシュ・ダービーは、道中3番手を追走していた一番人気のジャックホブス（Jack Hobbs）が、直線で逃げるストームザスターズ（Storm the Stars）を楽々と差し切り、5馬身差で圧勝した。2着は逃げ粘ったストームザスターズ、3着にはジョヴァンニカナレット（Giovannni Canaletto）。
ジャックホブズは父Halling、母Swain's Gold（その父Swain）という血統で、これで5戦3勝。管理厩舎はJ.ゴスデン、馬主はゴドルフィン、騎手はW.ビュイック。
デビューから2連勝するも、英GIIダンテS、英GIダービーS共にゴールデンホーン（Golden Horn）の2着と惜敗が続いていた。これが重賞・GIともに初勝利となっている。

・あとがき
４角からの楽な手応えは去年のオーストラリア（Australia）を見ているかのようだった。
それを楽々と破ったゴールデンホーンって何者なんだ。
父も母父もゴドルフィンの所有馬っていう生粋のゴドルフィン血統。敢えて言うなら古臭いから面白い。

4頭出しのバリードイル軍団は3着が精一杯という内容で、近年の愛ダービーから見ると非常に珍しい結果。
結局英ダービー組のワンツースリーで、仏ダービー2着のHighland Reelは5着、英オークス馬Qualifyは6着。