レイチェルアレクサンドラ産駒が2日初出走

2015年08月01日(土) 10:12 1 3

2009年エクリプス賞年度代表馬レイチェルアレクサンドラの2歳になる娘で、2006年エクリプス賞最優秀3歳牡馬バーナーディニを父に持つ、レイチェルズヴァレンティーナが8月2日のサラトガ競馬場第2レースでデビューする。

2009年のプリークネスステークスなどその年のG1を5勝し、2010年に引退したレイチェルアレクサンドラと同じオーナーブリーダーが所有するレイチェルズヴァレンティーナは2歳牝馬限定の未勝利戦で前売りオッズは単勝2.2倍の1番人気に支持されている。

一方、レイチェルアレクサンドラの初仔で、2度の年度代表馬となったカーリンを父に持つ3歳牡馬のジェスズドリームは、待望の初出走を果たすに至っていない。6月25日のサラトガ競馬場での4ハロンの調教では、同距離で調教した109頭のうち25番目となる48秒58で走破している。


■トッド・プレッチャー調教師(レイチェルズヴァレンティーナの調教師)
彼女は非常に良い調教を積んでいて、いつでも出走できる状態だ。彼女に合う条件での距離は6ハロンと5・1/2ハロンがあり、私は6ハロンを選んだ。彼女はゲートの出が特別速いわけではなく、距離も短いと思うが、これから競馬を覚えていくには良いスタートラインだろう。


(Blood-Horse 7月31日)


【補足】
記事で分かるとおり、レイチェルズヴァレンティーナは2番仔ですが、初仔がまだデビューしていないため、これがレイチェルアレクサンドラの産駒初出走になります。

なお、レイチェルアレクサンドラはヴァレンティーナを産んだ直後に内蔵損傷で一時重体となり、その後回復して退院したものの、2013年と2014年は種付けしておらず、今年も種付けをしたというニュースは出ていません。場合によっては今回デビューする2歳牝馬が最後の産駒になるかもしれません。

レイチェルアレクサンドラ出産の負傷で重体
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=1233&type=2

名牝の仔といえば、ゼニヤッタの初仔も今年デビューしたものの、現在まで2戦してともに着外です。レイチェルズヴァレンティーナは活躍できるでしょうか。ただ、現状ではレイチェルアレクサンドラの唯一の娘なので、無事に現役を終えることがなによりでしょう。

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