愛障害G1馬に中山グランドジャンプ参戦計画

2016年02月01日(月) 05:37 0 5

タイドコテージチェイスを勝ったフェリックスヤンガー(Felix Yonger)の次の目標はチェルトナム競馬場ではなく日本かもしれない。

ウィリー・マリンズ調教師は10歳馬のパフォーマンスに感銘を受け、クイーンマザーチャンピオンチェイスに代わって、師が2013年にブラックステアマウンテンで勝利を手にした日本の中山グランドジャンプを含む、あらゆる選択肢を検討している。

日本はクイーンマザーチャンピオンチェイス制覇の偉業に挑むフェリックスヤンガーにとって厳しいデータのあるチェルトナム競馬場より懸命な選択であるかもしれない。フェリックスヤンガーは過去に2度同競馬場で出走し、2012年のネプチューンノービスチェイスで2着に、2014年のJLTノービスチェイスで4着に終わっており、さらに2003年(注:おそらく2005年の間違い)のモスコーフライヤー以来の高齢勝利に挑まなければならない。

(以下省略)


■ウィリー・マリンズ調教師
これからオーナーと話します。チェルトナムに登録するかもしれませんが、私は以前ブラックステアマウンテンで勝利した、4月16日に日本で行われる中山グランドジャンプも検討しています。

中山グランドジャンプは多額の遠征費用がかかりますが、巨額の賞金が魅力でもありますし、彼にコースが合っていると思います。現時点ではチャンピオンチェイスに出走させる見込みですが、遠征についてオーナーと話し合います。もしも日本に遠征させるのであれば検疫の都合上、チェルトナムには出られません。チェルトナムに出走させるのであれば4月にここへ戻ってきます。


(RACING POST.com 1月31日)


【補足】
フェリックスヤンガーの競走成績
http://www.racingpost.com/horses/horse_home.sd?horse_id=751939#topHorseTabs=horse_race_record&bottomHorseTabs=horse_form

フェリックスヤンガーは通算成績23戦12勝、重賞はG1での1勝を含む7勝を挙げています。

ブラックステアマウンテンで中山グランドジャンプを勝ったマリンズ師が遠征を検討しているのですから、勝算があってのことでしょう。もしも遠征が実現するのであれば楽しみですね。

ちなみにオーナーはイギリスのビジネスソフト最大手・セージグループの創業者なので、遠征費用の心配はないでしょう。

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