netkeiba

　藤田菜七子騎手（１８＝根本）が初めて落馬した。１３日、船橋競馬１０Ｒでハナリュウセイ（せん５、根本）に騎乗したが、落馬競走中止となるアクシデントがあった。

　夜空に雨が舞う船橋。ゲートを出たところで他馬に関係なく、同馬がつまずき、その際にバランスを崩した菜七子が落馬。多くの観客が詰め掛けたスタンドからは悲鳴が上がった。すぐ立ち上がり念のため医務室に向かった。幸い、額の擦過傷だけで済み、メインのマリーンＣブラックバカラ（８着）には騎乗できた。

　レース後、藤田は「対処する時間もなかった。馬券を購入してくれた方に申し訳なく思います」と話した。誰もが通るプロの洗礼を浴びた愛弟子に、根本師は「ケガはないし、大丈夫。僕は有馬記念で落馬しているんだから」と激励した。


(ニッカンスポーツ・コム　4月13日)


【補足】
根本師は1987年有馬記念で3番人気のメリーナイスに騎乗し、スタート直後に馬がつまづいたため落馬しています。

レース映像
https://www.youtube.com/watch?v=Z26Oeqs3j1U

このレースでは1番人気のサクラスターオーも故障発生で競走を中止。上位人気馬が総崩れで10番人気-7番人気-14番人気での決着となり、枠連万馬券の波乱となりました。

馬連もない時代でしたが、仮に三連単があったら高配当となったのは間違いないでしょう。ただ、最低人気でも単勝53倍という混戦だったので、超がつくほどの高額配当にはならないと思わます。