競走馬射殺事件のタケシバオー生産牧場破産

2016年05月18日(水) 08:39 1 23

 2004年に競馬殿堂入りした「タケシバオー」を生んだことで知られる北海道新冠町の競走馬生産牧場「競優牧場」が、札幌地裁浦河支部から破産手続きの開始決定を受けたことが17日、分かった。決定は4月21日付。

 破産管財人によると、債務額は約3億円とみられる。2年以上前から滞納が続き不良債権になっているとして、同町の金融機関が3月、破産手続きの開始を申し立てた。

 競優牧場では今年2月、放牧地で2頭のサラブレッドが射殺される事件が発生。道警によると、いずれも1歳の牡馬で、ライフル銃の薬きょう4個が、うち1頭の近くに散乱していた。道警は銃刀法違反などの疑いで捜査している。


(スポニチアネックス 5月17日)


【補足】
2月のニュースはタレコミニュースでも紹介されています。

新冠町で競走馬2頭を誤射か
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=5553&type=2

牧場は事件の前から経営難で、競走馬の射殺事件が直接の原因というわけではなさそうです。

(有)競優牧場の各種成績
http://www.jbis.or.jp/breeder/0000000974/

こちらの成績では、2000年前後までは活躍馬を定期的に出していたようですが、その後は2011年の毎日杯勝ち馬で日本ダービー3着のマイネルフロストくらいと不振だったことがうかがえます。歴史ある牧場が破産手続きに追い込まれたのは残念です。

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