熱烈オファーあなたが名付け親マル外白毛馬

2016年08月23日(火) 22:22 0 1

今年1月にニュージーランドで日本人馬主が購入した白毛馬ジオペラハウスの14(牝2、父ハイシャパラル)がすでに来日していることが判明した。日本初の南半球産白毛馬はディアレストクラブ(北海道浦河町)でトレーニング中で、田村厩舎から来年2月デビュー予定。「繁殖牝馬として新たな白毛の系統を作りたい」と話す高樽秀夫代表(52)からは、日刊スポーツ読者に馬名募集の熱烈オファーも届いた。


 この1頭の牝馬から日本の競馬が白く塗り替えられていくかもしれない。2月に本紙が報じた「南半球産白毛馬、日本デビュー?」。計画は着々と進んでいた。4月13日に成田空港へ到着。同25日に輸入検疫、7月26日に3カ月間の着地検査を無事に終えた。「向こう(南半球)の冬にこちらへ連れてきたので最初は冬毛がすごかったですけどね。馴致(じゅんち)も素直でしたし、順調に進んでいます。賢い馬ですよ」。高樽代表は愛娘を見つめた。


 白毛に魅了されたのは、以前に所有馬がユキチャンと対戦したことがきっかけだった。「パドックでなんだこれは、と思いました。自分も日本に新たな白毛の系統を作りたいと思った」。日本では手に入らない。世界中で白毛を探すと、ニュージーランドに白毛の親子がいた。当歳時から目を付けてきたこの馬がセールに出されると知り、現地へ飛んだ。予算を超えたが、海外バイヤーと激しい争奪戦の末に45万ニュージーランドドル(当時のレートで約3440万円)で落札。消費税や関税、輸送費を含めて4600万円かかった。「競走馬としての活躍もですが、何よりも繁殖牝馬として期待してます。サンデーサイレンスの血も入っていません」。近親にオーストラリアの歴史的名馬マイトアンドパワー、ディープ産駒初の海外クラシック(仏1000ギニー)制覇ビューティーパーラーがいる超一流の牝系。「生まれてくる子馬が白とは限らない。出産で脚を見たときには毛色がわかってしまう。でも、この白毛の美しさ見るとね・・・。ペガサスのようです」。

中略
 最後に高樽代表から提案だ。「この馬にすてきな名前を付けてもらえませんか」。

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