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海外競馬は情報が少ないので、香港競馬のハンディキャッパー、Ａホーキングス氏の狙いを。
香港国際競走を開催する香港ジョッキークラブ（ＨＫＪＣ）の役員で、ハンディキャッパーを務めるアンドリュー・ホーキングス氏に今年の各レースの見解をうかがった。同氏は２００７年から１２年までシドニー・ターフクラブに所属。その後もブックメーカーや記者としても活動し、昨年からＨＫＪＣのレーシング・スペシャリストに就いている（聞き手＝ケイト・ハンター）

　【香港ヴァーズ】

　このレースで枠番はあまり大事ではないです。最初のコーナーまでに４００メートルぐらいあるのでどこでも大丈夫。香港の長距離戦はペースがいつも遅く、最初の４００メートルはすごく遅いのですが、今年は逃げたい馬がいるので、少し変わってくると思います。ビッグオレンジとケシュアの関係者は逃げたいと言っていました。ヘレンハッピースターも過去には逃げています。もちろん、昨年の優勝馬ハイランドリールも逃げることができる。４頭ぐらいが行きそうなので、今年は少し違うレースになると思います。

　日本馬では、ヌーヴォレコルトは昨年の結果（カップ２着）を見ると、チャンスがあると思います。それ以降があまり良くなかったけど、デルマーでのＧ３（レッドカーペットＳ）はいいステップレースでした。優勝したけど、まだトップフォームではなかったし、このコースはチャンスだと思います。私もこの馬を買うつもりです。

　サトノクラウンも面白いと思います。この距離は１回（日本ダービー３着）だけですが、２２００メートルでも勝利。この馬はステイヤーじゃないと思うけど、このレースでスタミナはあまり必要ではない。他の長距離戦より簡単だと思う。スマートレイアーに関しては、外枠でも、いい位置を取れればチャンスはあると思います。

　《馬券おすすめ》

３連単（１着）ハイランドリール（２着・３着）サトノクラウン、ヌーヴォレコルト、ヘレンハッピースター