香港国際競走、4Rの売り上げは38億円

2016年12月12日(月) 00:59 0 1

海外馬券の売り上げは高いのか安いのか? 定着するのか気になります。
気になる香港の売り上げは・・・

JRAは11日に行われた香港国際競走のJRAでの売り上げを発表した。G1・4レース合計で38億2070万6800円。内訳は、ヴァーズ(15時発走)は4億8756万900円、スプリント(15時40分発走)は5億5326万200円、マイル(16時50分発走)が8億9661万8800円、カップ(17時30分発走)が18億8326万6900円で、時間を経過するごとに1レースごとの売り上げは上昇したが、4レースの合計でも海外発売第1弾だった凱旋門賞(10月2日、フランス)の41億8599万5100円の1レース分に及ばなかった。

 ラストランのモーリス、エイシンヒカリなど総勢13頭の日本調教馬が参戦して注目を集めたが、JRAの海外馬券発売レースとしては第4弾にして初めて、JRAのレースが開催されている時間帯に海外でのレースも行われることになった。実際に香港ヴァーズは、WIN5対象レースの阪神10Rと、スプリントはG1の阪神JFと同じ発走時刻。レースが行われている競馬場でも、中継をしているグリーンチャンネルでも当然ながらJRAの競走を優先して、10分から15分遅れてのVTRを流して、対処していた。

 香港の4競走が徐々に売り上げを上げていたのは、後半のマイル、カップの2レースはJRAの競走終了後に行われたため、ファンの注目がより集まったことが考えられる。ただ、JRAのレースと重なった2レースは平日昼に行われたメルボルンC(火曜13時発走、6億9737万1200円)、土曜早朝に行われたBCフィリー&メアターフ(土曜4時43分発走、8億596万3400円)を下回った。

 JRAでは現在は一日に複数のG1競走が行われることはなく(地方ではJBC競走が1日3つのG1競走を施行)、複数のG1競走がファンの現状のニーズにさほどマッチしていないのかもしれない。「開催時間が重複したなかでは健闘したと思う」とコメントをしたのはJRA広報室。次回の海外競馬馬券発売は複数のG1が施行されるドバイ国際競走あたりとなりそう。土曜深夜に行われる中東での決戦で、どこまで売り上げが伸びるのかに注目が集まりそうだ

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