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英2000ギニーを圧勝し次走の選択が注目されていたFrankelは、英国ダービーを回避して英G1セントジェームズパレスSへ向かうことがセシル師より発表された。同師からは、ダービーは一気に距離延長となり対応出来るか分からず、我々が距離適性があると確信が持てない以上実験的な形で出走させる様な馬ではないとして、確実性のあるマイル戦をアブドュラ殿下に薦め同意を得れたとのこと。

これにより同厩舎で、先月のデビュー戦を完勝している同じアブドゥラ殿下の自家生産馬World Dominationにダービーへの期待が高まっており、先週末打撲を負い調教を休んで一頓挫あったと報告されているが予定通り英G2ダンテSからダービーを目指す予定で、同馬の父は今年から日本で繋養されているエンパイアメーカーということでWorld Dominationが活躍すれば父への注目度も上がる。