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　日本人所有の海外調教馬が快挙を成し遂げてくれました。３０日、カタールのアルライヤン競馬場で行われたカタールダービー（地元Ｇ１、芝２０００メートル、１６頭立て）で「トーセン」でお馴染みの島川隆哉さん所有のマクマホン(Mac Mahon)が優勝しました。日本でお馴染みのD.バルジュー騎手の騎乗でした。道中は中団のインで脚をため、直線入り口で好位の外に進出し、最後は力強く抜け出し優勝を決めました。

　同馬はイタリア生産馬でイタリアのS.ボッティ厩舎に所属。G2イタリアダービーを優勝後フランスG1 パリ大賞典 8着、地元イタリアのG2 3,2着と勝ちきれませんでしたが、今回の勝利でイタリアダービー以来の勝利でイタリア・カタールと2カ国のダービー制覇、そして同馬にとって初のG1勝利となりました。

　日本人オーナーによるカタールＧ１制覇は史上初のことで、関係者によると、同馬はすでに２月２４日に同地で行われるエミールズトロフィー（Ｇ１、芝２４００メートル）の招待を受諾しています。

　ちなみに国内ではＪＲＡトレセン内でカタールのエミールズ・スウォード・フェスティバル開催（２月２２〜２４日）の説明会が厩舎関係者に対して行われており、同開催への遠征を検討・登録する厩舎も出てきているそうです。

(勝ち馬プロフィール)
馬名：マクマホン(Mac Mahon)(牡3)
父：ラモンティ(Ramonti)
母：ミススルティン(Miss Sultin)
母父：セルティックスウィング(Celtic Swing)
騎手：ダリオ・バルジュー(Dario Vargiu)
厩舎：伊 ステファノ・ボッティ(Stefano Botti)
馬主：島川隆哉
通算成績：7戦4勝2着1回3着1回

同馬プロフィール：https://www.racingpost.com/profile/horse/1440651/mac-mahon