岩手競馬でまた禁止薬物 調教師が関与否定

2018年09月17日(月) 13:29 3 6

岩手日報
【岩手競馬また増強剤 7月と同じ薬物検出】


県競馬組合は水沢競馬場で10日に行ったレースに出走した馬から禁止薬物の筋肉増強剤を検出したと発表した。同組合はこの馬を事後失格とし、競馬法違反の疑いで奥州署に届け出た。岩手は7月のレースでも別馬から同じ薬物を検出しており公平性への疑念と同組合の管理体制への失望が相次いだ。

今回禁止薬物を検出したのは、10日の第10レースに出走したウバトーバン号(牝4歳、高橋純厩舎)。10頭中9番人気で2着に入ったが、宇都宮の競走馬理化学研究所の薬物検査で陽性反応が出た。ウ号は10日10日まで出走停止処分とし、賞金約17万2千円などは返還を求める。3着馬を2着とする手続きも進める。

同厩舎は水沢競馬場にあり調教師のほか厩務員2人がいる。所属馬はウ号含め10頭で、他の馬の薬物検査を進める。所属馬2頭が17日盛岡のレースに出場予定だったが除外となる。

7月には水沢の別厩舎所属のスターズレディ号(牝5歳)から同薬物を検出しており、盛岡東署が競馬法違反の疑いで捜査中。同組合によると原因は分かっていない。
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【調教師が関与否定 岩手競馬禁止薬物問題】

水沢競馬のレースに出た馬から禁止薬物の筋肉増強剤が検出された問題で、この馬が所属する高橋純調教師(48)は岩手日報社の取材に対し「全く身に覚えがない」と関与を否定した。

高橋師は検出されたアナボリックステロイド(ボルデノン)について「使ってはいけないのは競馬関係者なら誰もが分かってる。私は見たこともない」と強調。「お願いしている獣医師も使っておらず、心当たりはない」ときっぱり語った。

県組合は16日、同厩舎の所属馬全10頭の薬物検査を実施。20日ごろ出る結果で今後の出走を判断する。奥州署も競馬法違反の疑いで捜査を始める見通し。高橋師は「検査結果を信じたい」としている。
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岩手競馬公式
http://www.iwatekeiba.or.jp/news/180915i
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テレビ岩手(URL動画は期間限定)
http://news.tvi.jp/index_78919935.html
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