オグリ孫ストリートキャップ 金沢誘導馬へ

2018年11月03日(土) 21:41 0 24

岐阜新聞
【オグリ孫のストリートキャップ、金沢で誘導馬へ】


オグリキャップの孫として注目され、今春引退したストリートキャップが、金沢の誘導馬デビューを目指している。トレーニングはまだ準備段階だが、晴れて合格すれば新たなステージで元気な姿を見せてくれそうだ。


当初、JRA誘導馬への道も期待されたが、「治療に時間と経費をかけられない」と断られた。美浦トレセンから吉備高原サラブリトレーニングへ移動し脚元の療養や乗馬トレーニングを続けていた。10月14日、金沢競馬場に隣接する金沢乗馬倶楽部へ移動。第二の馬生として誘導馬を目指すことになった。

TCC事務局によると、笠松競馬へ真っ先に「ストリートキャップを誘導馬にどうですか」と打診したそうだが、笠松では誘導馬を長年務めた「パクじぃ」(ハクリュウボーイ)の後継馬として、エクスペルテとウイニー(ポニー)が活躍中。オグリ孫としての集客力は見込めたが、残念ながらタイミングが合わなかった。

金沢乗馬倶楽部に預託されたストリートキャップは怪我も大丈夫そうで、環境に慣れて落ち着かせる軽い運動から始めた。普段はおとなしいが、他馬の動きや周りの音に敏感で、元気過ぎる一面もあり、誘導馬を目指しての訓練はこれから。金沢乗馬倶楽部のスタッフからは「まだ6歳と若いので、落ち着けば誘導馬に向けて、いけると思います。少しずつ良くしていきたい」と頼もしい言葉も聞かれた。すぐには難しいだろうが、半年か1年後には誘導馬デビューを果たせるといい。

TCCでは「ありがたい話です。芦毛は人気があり会員も新たな活躍の場をつくってほしいと願っていた。誘導馬として送り出すのは初めてのことで、引退馬のモデルケースとして期待は大きい」と活躍を願っている。引退馬は乗馬がメインとなるが、誘導馬やホースセラピーとしても活用の幅が広がっていくという。

金沢乗馬倶楽部には、桜花賞馬オグリローマンの子で、元笠松の馬オグリホットもいる。かつては誘導馬も務めていたが、現在は背中のけがなどで休養中という。06年に盛岡・ウイナーカップを尾島徹騎手で重賞制覇。笠松ライディングスクールの乗馬を経て金沢に移籍した。ストリートキャップの到着後には、オグリの「甥と孫」である2頭のツーショットも披露された。

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